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探偵事務所の不倫・浮気調査の相場はどのくらい?

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[掲載日]2018/10/11 1567 -
探偵事務所の不倫・浮気調査の相場はどのくらい?

パートナーの浮気に悩んでいませんか?

探偵事務所に相談したいけど、怪しそうで敷居が高い。値段の相場が分からない。中には詐欺まがいの高額請求をする探偵事務所もありそうで怖い…最初はみんな不安です。でも大丈夫。

浮気調査の相場、賢い探偵事務所の選び方、悪質な探偵事務所を見抜くポイントをまとめてみました。

探偵事務所の料金体制

探偵に浮気調査を1件依頼した場合の料金は、平均40万円~60万円。もっと細かく見ると10万円~100万円の探偵社もあります。

なぜこんなに幅が広いのか?それは「浮気調査」という同じ仕事であっても、探偵社によって調査内容や料金プランが大幅に異なるためです。

探偵事務所の料金体制は、会社によって名称が多少違いますが、基本的に3種類に分かれています。

「時間料金プラン」「パック料金プラン」「成功報酬プラン」です。

一番オーソドックスな時間料金プランは、調査1時間×調査員の人数で計算されます。

調査に時間や人数がかかるほど料金がかかりますが、逆に言えば調査がすぐ終われば安く済むのです。

「毎週水曜だけ帰りが遅い」「週末はいつも一人でどこかへ出掛ける」など、ターゲットの浮気が疑わしい日がある程度決まっている場合に利用すると良いでしょう。

パック料金プランは、調査員の人数や調査期間があらかじめパック料金で定額になっているものです。

数日分まとめての料金になるので一見高額に見えますが、時間当たりの料金は時間料金プランより安くなっています。

当初の予定より早く調査が終わった場合は損した気分になるかもしれませんが、パートナーの行動が読めず、調査が長引きそうな場合はパック料金の方が安く済む可能性が高く、お勧めです。

長期プランのため調査開始後は途中キャンセルが難しいので、よく考えて申し込む必要があります。

成功報酬プランは、調査が成功した場合にのみ報酬を支払うというものです。

一見、「失敗された場合は報酬を払わなくていいってこと?客からすれば安心!」と思うかもしれませんが、実はそうではなく、3つの料金体制のうち一番トラブルの多いプランでもあるのです。

何故なら「成功」の基準が探偵社によってまちまちなのです。依頼者側にとっての成功が「裁判所で提示できる慰謝料請求のために有利な証拠の入手」だったとしても、探偵社側は「浮気していることが分かった(相手の素性は分からない)」だけでも成功となったり、「浮気はしていなかった。依頼者の勘違いだという事実が分かった」という場合でも成功報酬を請求される場合があります。

こういったトラブルを避けるために、何を以て成功とするのか両者の間で明確にしておく必要があります。

また、仮に成功しなかったとしても料金が完全無料になるわけではなく、基本的に着手金や諸経費は払わなければならない場合が多いです。契約時に確認してください。

安い探偵事務所は安心?

調査料金は探偵社によって何倍もの差が出るということが分かりました。

では、安い探偵社を選んでおけば安心なのか?と考えると、決してそうではありません。

安すぎる料金設定は調査員の質や仕事内容を劣悪にしている可能性があるからです。

例えば尾行=GPSのみで、調査員が実は現地に赴いておらず、GPSを見ているだけで「今ホテルに停まりました。

証拠写真を撮るために調査員をもう一人派遣する必要がありますがどうしますか?」と急に追加料金を払わされたり、調査員2人で済むはずだったところをわざわざ4人で尾行され、倍の料金が請求されるケースがあります。

そうなると最初の値段が安くても結果的に高額な調査となってしまうのです。

調査員は何人で、現地にきちんと出向く尾行をしてくれるのか、延長の際に別途高額な手数料を取られないか等を事前に確認しましょう。

また、安さが売りの探偵社は機材も安価な可能性があります。

暗闇でも撮影できる暗視カメラのはずが、真っ黒でほぼ何も分からない…

なんてことにならないよう、サンプル画像を見せてもらう等、機材に証拠を掴む力があるのか事前によく確認しましょう。

不鮮明で人物の特定すら困難な写真ではなんの役にも立ちません。

また、サイト上には記載のない深夜割増料金や出張費を加算されるケースがあります。パートナーの出張先(県外等)で浮気の疑いがあるなど、調査員を遠方へ赴かせる場合、高額な出張費を請求される可能性がありますので契約時にしっかり確認しましょう。

悪質な探偵事務所を見抜くポイント2つ

探偵業の届け出を行っているか

これは絶対であり、基本中の基本です。

届け出をしていない=何かあったらすぐに逃げるつもりの詐欺会社である可能性が高いということは誰でも簡単に想像できます。

しかし、だからといって届け出をしている探偵社ならば安心という意味ではありません。
届出証明書番号は、以下のように8桁の数字で、届出を受理した公安委員会名が併記されています。

〈例〉東京都公安委員会 第12345678号

この番号には優良な探偵社の証しという意味は無く、純粋に「探偵業を行うことを届けていて、それが公安委員会によって受理されている」という事実があるだけです。

しかしながら、届け出をすれば警察の監督下に入り、定期的に立入検査を受けなければならないため、派手に悪どい詐欺を働く可能性は少なそうだと判断する材料になります。

ただし例外として、届け出をしていないにも係わらず、架空の数字を用いて届け出をしている風を装っている可能性もありますので、探偵社に連絡する前に一度、管轄している警察署に届け出の確認をとると安心でしょう。

法定書面をきちんと交わす探偵社であるか

調査の契約をする際、調査委任契約書を交わすことが法律で義務付けられています。

書面で証拠を残したくない悪徳探偵社はもちろん、個人情報を明かしたくない等の事情がある依頼者であっても、これを拒否することはできません。

むしろ書面で証拠が残れば、こちらが伝えた依頼内容と違ったり、莫大な追加料金を請求されるなどのトラブルを回避することができますから、こちらにとってもとても大切なものとなります。

きちんと内容を確認し、納得した上で必ず交わすようにしましょう。

また、契約書の説明を分かりやすく丁寧にしてくれるか等、探偵社の客に対する姿勢(信頼できるかどうか)、仕事ぶりや責任感をチェックできる最後のチャンスです。

適当に流すような説明をされたり、重要項目の説明を省略したり、「入金後に契約書を郵送します」などと入金を迫り、手順を省きたがる探偵社は要注意です。

入金してしまってからではどうすることもできません。

法定書面を交わさない、いいかげんな探偵社には絶対に関わらないようにしましょう。

まとめ

謎に包まれていた探偵事務所のことが少しでも伝わり、苦しむあなたの背中を押すことができたら嬉しいです。

探偵は調査のプロです。素人ではなかなか揃えることができない機材、センス、テクニックを持ち合わせています。

素人のあなたが証拠を押さえようとしているのが万一相手にばれてしまった場合、相手が警戒して浮気そのものを一時休戦したりして、プロであっても証拠を掴むのが難しくなる場合があります。

そうなる前にプロに相談するのを強くお勧めします。

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